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子育ての悩み「幼稚園でお友達がいない」子供のためにできる5つのこと

はしゃぐ子供たち


幼稚園へお迎えに行ったとき、
いつもひとりで遊んでいる



「○○ちゃんが仲間に入れてくれない」
と言っている。


幼稚園に通い始めたけど、
人見知りがひどくクラスに馴染めていない。


そんな子どもの姿を見ると、
心配になりますよね。


もしかして、
幼稚園にお友達いないのかも?


幼少期の子ども同士の付き合いは、
将来の人間関係を構築するための土台になります。


子どもが楽しく社会性を
身につけるために、


ママができることを、
子どもの様子と合わせて見ていきましょう。

 

 

どうしていつもひとりなの?

 

 

①年齢のせい

②場所見知り

③仲間に入れてもらえない

④ひとり遊びが好き

⑤夢中なものがある

⑥みんなと仲がいい

 



年齢のせい


個人差はありますが、
子どもが相手の気持ちを


理解できるようになるのは、
4歳になってからと言われています。


幼稚園に入園した
ばかりのときはとくに、


「(おもちゃを)かして」

「(仲間に)いれて」など


まだ言葉でうまく
伝えられず、


コミュニケーションがとるのが
難しい場合もあります。



そのため、
子どもの発達段階によって、


お友達と一緒に遊ぶ姿があまり
見られないことがあります。


発達に応じてお友達と遊べるように
なる場合が多いので、


ゆっくり見守って
いきましょう。


 


場所見知り

 人見知りがあるように、
新しい場所に馴染むまでに


時間がかかる
子どももいます。


とくに入園したばかりのときや、
引っ越してすぐのとき。



新しい環境に戸惑ってしまい、
緊張感が強く、


普段の自分が
出し切れなくて、

 


お友達とうまく遊べない
こともあります。


この場合、
時間とともに慣れていくことが


多いので
あまり心配は
いりませんが、


子どものストレスが
気になるときには、


ぜひ幼稚園の先生に
相談してみてください。


また、幼稚園で好きな
遊具やおもちゃを見つけて、


遊びに集中できるようになると、
環境の変化も気にならなくなってきます。



 

③仲間に入れてもらえない

 
年齢が上がるにつれて言葉で
コミュニケーションをとれるようになると、


子ども同士で遊ぶ姿がたくさん
見られるようになります。



そんな中で、
お友達の輪に入れず、


ひとりで遊んでいる様子を見ると
不安になりますよね。


仲間に入れない理由は
普段のその友達との関係や、


子どもの言葉の発達にもよるので
一概には言えませんが、


もしママが心配なのであれば、
一人で抱え込まずに、


一度、クラスの担任の先生に
尋ねてみましょう。


担任の先生は子どもの様子を
一番身近で見ているので、


その子どもたちに
合ったアドバイス


もらえることでしょう。



 

④ひとり遊びが好き

 
お友達と遊ぶ姿が見られないと
不安になるママも多いかと思いますが、


ひとり遊びが好きだから、
あえて「ひとり」を選ぶ子どももいます。


ひとり遊びができるのは、
しっかりと自分の世
界をもっている証拠です。


とくに心配はいりませんが、
社会性を身につけることも大切なので、


子どもの気持ちを聞きながら、
子どもが興味のあることを広げていって


「あの子も同じ遊びしているね」

「○○ちゃんもおままごと好きなんだって!」

など



幼稚園や公園で遊んで
いるときに


同じものが好きなお友達を
見つける手助けを


してあげるのも
良いかもしれません。



お友達づくりは、焦らずに、
その子の個性を尊重してあげることが
ポイントです

 



⑤みんなと仲がいい

幼稚園では、いつも同じお友達と
遊んでいる子どもの姿も多く見かけます。


しかし中には、
特定の仲良しのお友達をつくらず、


毎日いろんなお友達と
遊ぶ子どももいます。


「仲良しのお友達いないの?」と
不安に思うかもしれませんが、


ほとんどの場合、
その子どもの遊びの幅が広く


どんなお友達とも楽しく遊んでいる
ということなので、
心配はいりません。


しかし、もし子どもが遊びを楽しめていない
と感じたら、


一度、子どもに気持ちを
聞いてみても良いかもしれません。

 



子どものためにママができること5つ

 


①子どもに気持ちを聞いてみる

②先生に伝える

③相手の気持ちを考える練習をする

④幼稚園の外にも居場所をつくる

⑤夢中になれるものに集中できる環境をつくる



 

①子どもに気持ちを聞いてみる

先ほどにもありましたが、
ひとり遊びが多かったり、


仲良しの子どもがいないように
感じる場合でも、


その子どもによって
理由は様々です。


とくに4歳以降
言葉でのコミュニケーションが


とれるようになってくるので、
直接子どもに気持ちを聞いてみると
良いでしょう。



本当は友達と遊びたいんじゃないの?
とい
うように、


最初から決めつけるのではなく、
何して遊ぶのが好き?」など


小さな質問から
話を広げていって、


子どもの思いや考えを
引き
出すような問いかけを
してみてください。



 

②先生に伝える

 子どもから気持ちを
聞き出すことが難しければ


幼稚園の先生に相談して
みるのはいかがでしょうか。


担任の先生は、クラスの子ども
ひとりひとりをしっかりと見ています。


園での子どもの様子を聞き、
友達関係の悩みを相談してみましょう。


幼稚園の先生は国家資格を持っている
「子どもの専門家」であり、


子どもにとって
とても身近な存在です。


普段から子ども同士のかかわりも
よく見ています。


子どもの送り迎えのときや、
またそのときに先生が忙しそうであれば、


放課後にお電話で、
不安なことを相談してみましょう。


 

③相手の気持ちを考える練習をする

子どもがお友達の輪に
入れない理由として、


子ども自身が相手に嫌なことを
してしまっていたり、


日常的に口調や態度がきつく、
お友達とうまく遊べないこともあります。



そんなときは、子どものそばで、
子どもの様子をよく見て、


その場で子どもに
注意することが大切です。


相手を思いやる気持ちが
育ち始めている時期なので、


自分の子どもも、そのお友達も、
お互い成長に個人差はありますが、


「これをされたら、
お友達はどう思うかな?」


相手の気持ちを考えるきっかけづくりを
手助けしてあげてください。


ときには大人が間に入り、
一度立ち止まって考えるための


きっかけを与えてあげることが
必要です。

 

 


④幼稚園の外にも居場所をつくる

 幼稚園のお友達と
衝突してしまうことが多かったり、


気の合う友達が
見つけられなかった場合は、


幼稚園の外でもお友達を
つくることをオススメします。


とくに習いごとは、
同じことが好きなお友達が見つかりやすく、


同じことに一緒に取り組むので、
お友達との仲が深まりやすいのです。


また、子どもにとっての居場所が
増えることで
日常的に安心感も生まれます。


 



⑤夢中になれるものに集中できる環境をつくる


ひとりで遊びに
集中したり、


夢中になっているものが
あったりするのは
とても良いことです。


お友達と仲良くできないのではなく、
お友達と遊ぶことよりも


もっと気になるものがある場合は、
無理にお友達と遊ぶ時間をつくらず、


その熱中できるものを
極めてみるのも良いかもしれません。



昆虫が好きなのであれば、
休みの日に子どもと虫取りへ行ったり、


おままごとが好きなのであれば、
一緒に簡単なお菓子作りをしてみたりと


気になったことに
チャレンジできる環境づくりをしてあげて、


興味をさらに広げてあげる
手助けをしてあげてください。


知識や経験が身につくと、
それは子どもの自信にもなります。


また、たまに子ども向けワークショップに
参加してみると、


共通の「好き」をもったお友達とも
出会えるでしょう。

 



まとめ

 

幼稚園児は、
言葉でのコミュニケーションや、


一緒に楽しく遊べるためのやり取りを
学んでいる最中です。


自分にも心があり、
お友達にも同じように心があります。


自分と他人は「別」であることを理解し、
自分の気持ちも、


相手の気持ちも
尊重するための


思いやりをもったコミュニケーションの
土台をつくっているときなのです。


ときにはお友達と
うまくいかないときもありますが、


そんなときには、
子どもの気持ちを聞いて、


受け止めてあげましょう。


また、お友達と仲良く遊べる社会性も
大事ですが、


好きなことに夢中になれることも
素敵なことです。


ひとりで自由に遊べる力も大切に、
焦らず、子どもの心の成長に
寄り添っていきましょう。